藤元メディカルシステム付属医療専門学校

本校では、初めての病院実習に臨む前に、学生一人ひとりが看護師を目指すものとしての意識を高め、
またその責任の重さを自覚するための儀式として、看護宣誓式を行っています。
柔らかなピアノの旋律に促されながら登壇し、ナイチンゲール像から灯りを戴くのですが
ひとつ、またひとつと灯りが増えていく様子は、とても厳かで神秘的な雰囲気を醸し出します。
その灯が仲間全体に灯されていくことで仲間同士の連帯感を体感し、
自らの職業的アイデンティティの確立に向けて成長する機会となっています。

本校の看護宣誓式は、学生の代表が奏でるハンドベルとクワイアチャイムの音色で開式となります。
そして、ナイチンゲールが教えてくれる深い慈愛の心と、病や怪我に苦しむ人々を救いたいという思いを
ほのかな灯りを通して感じ取り、看護の道へと進む決意を新たにして、臨地実習へと挑んでいくのです。

宣誓をする学生は、本校に入学して約半年が経過した1年生です。ナイチンゲールの像から看護の灯を戴き厳粛な気持ちでナイチンゲール誓詞を斉唱することで、看護学生としての自覚と向上心を高め、自分の存在をかけがえのない大切なものとして認識していきます。 ナイチンゲール誓詞に掲げられた看護師像を深く噛み締め、患者さまと接する際の指針としてもらえることを心より祈ります。

「看護の母」とも謳われるフローレンス・ナイチンゲールが活躍する以前、看護師は病院での下働きのような認識を受ける時代が長く続いていました。その後、クリミア戦争における負傷兵の扱いの悲惨さが世界中に伝えられ、ナイチンゲールは看護師として従軍することを決意。38名のシスター、看護師を率いて戦地へ赴任したそうです。 そして、不衛生かつ過酷な状況の中、ナイチンゲールたちの献身的な看護と病院環境を衛生的に変えていくことによって負傷兵の死亡率は大きく下がり、看護師に対する考え方が変わり、看護に対する専門的な知識を持つことが必要だと理解されるようになりました。 ナイチンゲール讃歌は、「看護の母」の功績を讃える歌で、慈愛に満ちた歌となっています。

本校の校歌は全国的にも珍しい三部合唱の構成となっている校歌です。全校生徒で合唱するのですが、とても美しいハーモニーを響かせる歌となっています。 入学式、卒業式など、節目の度にみんなでハーモニーを生み出していると、同じ道を志している仲間との絆を感じられ、また、相手を思い遣る気持ちも大きくなっていきます。 校歌というのは、卒業してからも折にふれて思い出すものですが、本校の校歌は格別の響きとともに思い出され、情操教育の一環を担っています。